北加伊道プロジェクト

北海道一次産業の付加価値向上を目指して

2018年は北加伊道(北海道)の名付け親である松浦武四郎の生誕200周年、また北海道開拓から150周年の節目を迎えます。これを記念して、KSK北海道では、北海道農業とイタリアを結ぶ食と観光における新たなプロジェクトを企画します。

昨今、世界各国では日本食ブームに沸き、「寿司」や「ラーメン」といった言葉が世界中で通じる日本食の代名詞となっています。とりわけ北海道の食は、日本国内で大変高く評価され、世界からも北海道が注目されるようになりました。その北海道の食を支える産業は、農業や漁業といった一次産業に他なりません。

では、農業や漁業といった北海道の一次産業を支えているものは何か、それは汚染されていない大気やミネラル豊富な水がもたらす大自然を源とした、農家や漁師に受け継がれてきた経験と技術ではないでしょうか。しかしながら、一次産業における人材不足や後継者難を考えたとき、この先の50年後、北海道にこうした技術が伝承される保障はありません。農業や漁業が魅力のある職業として、次世代の若者に選択されるためには、労働に見合った収入や休日などの待遇が選択の要素であることに間違いありませんが、それ以上に将来への希望や職業としての誇りといった「やりがい」をいかに作り出すかが重要な要素だと考えています。

したがって、北加伊道プロジェクトとは、こうした一時産業の「やりがい」を演出するひとつの企画として、北海道の一次産業がもたらす良質な素材に、歴史あるイタリアの伝統的な食文化あるいは加工技術を加えて、新たな食品や食文化の開発を行うことで、食を通じて北海道の一次産業の価値を世界へ知ってもらう機会とするものです。